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極上の冬のチーズをどうぞ
粉を吹いた薄いピンク色の波打つ表皮を慎重にはがしていくと、クリーム色にとろけた妖艶な中身が現れる。息をつめて見守っていた周りの人たちの頬がゆるむ。
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銘醸地の中のチーズ工房へ
北イタリアのピエモンテ州。この地名に出会うと筆者はなぜか「足引きの、山鳥の尾の・・」という柿本人麻呂の歌が思い浮かぶ。
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ブイヨンに浸したパン
パンのおいしい国といえば私はフランスをあげます。初めてフランスに渡りパンを食べた時の衝撃は忘れられません。皮はパリパリの本物のバゲット、バターが紙袋ににじんでくるクロワッサン。それにバゲットを抱えて町行く人は絵になりましたね。
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古都トリノは名車のふるさと
コルシカのチーズ探訪の旅を終え、今どき珍しいプロペラ機でニースに飛んだ。そこから車で北イタリアを目指す。
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さあ、もっとバターだ!
今回はバターの話ですが、まずこの大量に山積みされたラディッシュの写真を見てください。こうした光景はフランスの市場へ行けば普通に見られます。
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コルシカ島の背を超えて
チーズ工房の朝は早く午前中が勝負である。今日は首都アジャクショから、コルシカ島の背を超えて、東側にわずかに広がる海沿いの平地にあるチーズ工房を訪ねる日だ。
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アートになったチーズの盛り合わせ
フランス料理のサービスはオードヴルで始まり、メインの料理の後にチーズが来てデザートで終わるというパターンですね。考えて見ると、これってちょっと変わっていませんか。
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サルデーニャからコルシカへ
サルデーニャ島の北端サンタ・テレサの港からフェリーに乗ってコルシカ島のボニファッチオ港を目指す、といってもたかだか20kmに満たない距離である。サデーニャ北部の都市サッサリを朝早く発って海岸沿いを50kmばかり走ると細長い入り江につくられた港に到着。
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不思議なフシギな野菜の名前
写真を見てすべて名前を正確に言える人は偉い!これらの野菜の名前には複雑な事情がからみ合っていてとても難しいのです。昔、和名でシチャ(チサとも)と呼ぶ野菜がありました。
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サルデーニャ周遊(2)
晩春のサルデーニャ。南端の都市カリアリから北上すると、しばらくは樹木も少なく枯野もところどころに見えていたが、中部を過ぎるあたりから緑が多くなり、コルク樫やオリーヴの林が見えてくる。
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イチジクとチーズの長い旅
この6月にある小さなチーズ工房でちょっとびっくりするような話を聞いたのです。所は北イタリアのピエモンテ州の小さな村の事でした。
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サルデーニャ周遊(1)
ローマ空港への着陸態勢に入った時、窓からちらりと見えた地中海は濁流のように泡立ち、白波が無数に立っていた。
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生ハムが好きです
肉食文化が欧米よりずっと新しい日本で、ハムと称している物の大半は日本独特の製品なんですね。日本でいう加熱したロースハムなるものはヨーロッパでは見かけない。
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日本を発見した国のチーズを探る
ポルトガルの首都リスボンはテージョ河の広大な河口湖の畔に作られた町である。水辺の遊歩道は歴史的建造物が多い快適な散歩道だ。
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ニンニクの力
江戸前期の俳人山口素堂といっても知らない人が多いでしょうが、「目には青葉 山ほと とぎす 初鰹」という句は聞いたことありますね。
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美味し国フランス。(農業見本市報告2)
美味し国と書いて「うましくに」と読ませる。このフレーズを使った「美味し国フランス」という題名のフランスの郷土料理の本があるが、これには、美食にあふれた美しい国フランスに対する日本人の憧れがある。
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みぞれ降るパリ15区は燃えていた(農業見本市報告①)
パリの南西にポルト・ヴェルサイユ(ヴェルサイユの門)という所がある。昔のパリは城壁にぐるりと囲まれていて、一定の間隔で門がつくられていたが、この門はヴェルサイユ宮殿に通ずる門だったのだろう。
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チーズをたくさん食べる装置
少し奇妙なタイトルですが、まあ聞いてください。今の日本のチーズの消費量はどれくらいでしょうか。統計によれば一人当たり年間2kgを超えたところです。
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山脈のこちら側
フランスの北東部のアルザス、ロレーヌ地方はヴォージュ山脈によって東西に分けられているが、我々日本人に取っては山脈のこちら側のロレーヌ地方より、あちら側のアルザス地方の方がなじみ深い。
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紅茶の裏話あれこれ
最近ウイスキーを飲む人が少なくなったので冒頭の写真を説明します。これはスコッチ・ウイスキーのカティ・サークです。これと紅茶とはどんな関係があるか。
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