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ラクレットの季節
先月、11月の中旬に「十勝チーズ・モールウォッシュ(ラクレットタイプ)」のお披露目会が開かれた。チーズでは初の日本の「地理的表示(G.I.)」の認定を目指すチーズである。
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南西アルプスのすそ野をゆく
フィアットの企業城下町として車好きの人達に知られるトリノ市は、イタリア半島の西北端に位置するピエモンテの州都である。そこから右に南西アルプスの山々を眺めながら南下すれば、緩やかに広がる丘陵地帯に美食の名所がそこここに点在している。
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ナポリのピッツァ物語
ある年の春、ナポリの海岸にあるホテルに宿をとった。カンパニアの平原のカプア近郊で、水牛乳から作るモッツァレッラの工房を見学。水牛乳のモッツァレッラの旨さに感激した後、このモッツァレッラを使ったピッツァを食べるためにナポリにやってきたのである。
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骨董品のようなチーズがあった
北フランスチーズの旅の最後は、北部の地域圏の首都、リールに宿をとった。ホテルに到着したときは、短い冬の日はすでに暮れようとしていた。
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修道院のビールとチーズ
ベルギーに行った、と言ったらおこがましいか。ほんの数時間ほどベルギー領内に入った。ワインやチーズを求めてヨーロッパに旅を始めて40数年、気が付けばまだベルギーに足を踏み入れる機会がなかったのは不思議である。
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フランスの王族に愛されたチーズ
パリ盆地の北部、ベルギーに国境を接するあたり、新しい地域名ではノール=パ・ド・カレ圏というらしいが、パリに近い割には、目ぼしい観光スポットがないので、日本の観光客はあまり行かない。ノルマンディーと並んでワインなし圏でもあるが、チーズはソフト系のものがたくさんある。
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早春のパリを歩く
しばらくぶりにパリの街を歩いた。チーズの旅といえばほとんどが田舎回りで、ここ数年パリはといえば、ドゴール空港の乗り継ぎばかりで市内に入らないことが多かった。
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山羊小屋で突然のランチ会。
2月のパリ盆地は天気が悪く陰鬱で寒い。すっきりと晴れることは少なく、日に何度も小雨、時にはみぞれが降る。こんな季節に北フランスを旅した。
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美(うま)し国フランスの農業祭を食べる
2月末、冬の終わりに差し掛かるパリの天気はいつも悪い。日が照ったかと思えば氷雨が降る。湿度が高いので底冷えがするのである。こんな季節のパリにいく度か通った。
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パリの胃袋
レストラン(Restaurant)というフランス語を辞書で引くと、気力を回復する、強壮にするの他に、気付け薬、強壮剤等の後にやっと料理店という訳が現れる(新仏和辞典:白水社)。
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フランス中央山塊で生まれた異色のチーズ
フランスにマッシフ・サントラル(中央山塊:中央高地とも)と呼ばれる地域がある。中央と呼んではいるが、地図を見ればだいぶ南に片寄っている。
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指笛が谷間に響き渡る島
カナリア諸島には七つの島があるが、すべての島に空港があり、普通、島と島の行き来は飛行機を利用するが、ゴメラ島の飛行場の滑走路は短く小型機しか発着できそうもない。
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