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C.P.A.ニュース

2025年度 パルミジャーノ・レッジャーノ ベスト5プロモーター発表!

2025年12月22日掲載

チーズプロフェッショナル協会(C.P.A.)では今年もパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会とコラボしてC.P.A.会員によるプロモーションを行ってきました。
実施レポートをもとにパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会とチーズプロフェッショナル協会とで厳正な審査を行い、
栄誉ある PARMIGIANO REGGIANO ベスト プロモーター を選出いたしました。5名の方が実施したプロモーション(一部抜粋)をご紹介いたします。


 PARMIGIANO REGGIANO Best5 Promoters 
江刺家 香理さん

イオンリカー神田神保町店/碑文谷店(販売プロモーション)

 <実施内容や感想>
セミナー形式のプロモーションを実施。3種のパルミジャーノ・レッジャーノ(一般的なホルスタイン、ヴァッケ・ロッセ、ジョルジオ熟成)の食べ比べ、副食材、飲料とのペアリングを行いました。
 乳種や熟成期間に目が行きがちなパルミジャーノ・レッジャーノですが、3種の食べ比べを通してパルミジャーノ・レッジャーノの美味しさのすべては土地からの恵み、テロワールの力、熟成士の技術の力だと、改めて考える機会になりました。番外編で、朝日酒造久保田の試飲販売にパルミジャーノ・レッジャーノを試食でお出ししました。日本酒好きのお客さまにパルミジャーノ・レッジャーノとの相性の良さを知って頂く良い機会になりました。酒造メーカーの方にも、チーズと日本酒の相性の良さを再認識していただけ、試飲販売に積極的に取り入れていきたいとのコメントをいただきました。

 PARMIGIANO REGGIANO Best5 Promoters 
黒須 淑子さん

ベリタリア イタリア語 文化教室(サロンプロモーション)

 <実施内容や感想> 
テーマ:「パルミジャーノ・レッジャーノ アペリティーボで楽しもう」
・パルミジャーノ・レッジャーノが"チーズの王様"と言われている理由を、製造過程や、規定などをわかりやすく説明しました。
・日本に輸入されている熟成24か月以上のパルミジャーノ・レッジャーノが、どのように熟成されているのか、熟成士Giorgio CRAVERO氏から直接伺った情報を分かりやすく解説しました。
・パルミジャーノ・レッジャーノの製造過程を理解するためにイタリアで制作された子供向けのビデオを使用しました。子供が父親と一緒に工房を見学に行く設定のものです。イタリア語でしたが、日本語で解説を付け加えました。
・本当の美味しさを知っていただくために、Giorgio CRAVERO氏熟成のパルミジャーノ・レッジャーノを準備し、イタリア人がアペリティーボを楽しむような会場設定にして、召し上がっていただきました。各自アーモンドナイフでかち割り、ボロッと割れていく感触を体験してから、食感、風味を味わって食べていただきました。飲み物は、同じ地域のランブルスコ4種類と合わせ、バルサミコ酢をかけてさらなる美味しさも体験しました。副食材には、パン、くるみ、アーモンドを用意しました。

 パルミジャーノ・レッジャーノの素晴らしさを多くの皆さんにお伝えし、ご参加の皆さんに喜んでいただき、大変嬉しく思います。皆さんの反応から察すると、まだまだ、パルミジャーノ・レッジャーノの素晴らしさをご存知ない方がたくさんいらっしゃると推定されます。また、次回もプロモーションに挑戦したいと思っております。このような機会を与えてくださったチーズプロフェッショナル協会、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会に感謝いたします。

 PARMIGIANO REGGIANO Best5 Promoters 
小林 深雪さん

ベルリンガッチョアリメンターリ(販売プロモーション)

 <実施内容や感想>
パルミジャーノ・レッジャーノのさまざまな食べ方や、切り方、パルミジャーノ・レッジャーノ関連器具、相性の良い副食材や、調味料、合わせる飲み物等をイタリアのAlimentariアリメンターリで見聞してきたこと、パルミジャーノ・レッジャーノ製造工房で見てきたこと、また、公式バーチャルアシスタントへの質問を元に毎日SNSで投稿、ご紹介しました。食材店、お惣菜店、ワインバーらしく、パルミジャーノ・レッジャーノを中心にさまざまな食材、調味料を合わせて総合的にイタリアの食文化をベルリンガッチョアリメンターリだからこその多角的なプロモーションを展開しました。

 パルミジャーノ・レッジャーノのさまざまな食べ方、切り方をご紹介出来て、多様性を実感できました。普段、あまり注目されていなかったパルミジャーノ・レッジャーノ専用削り器、スライサーの販売につながりました。お客様もですが、私も公式バーチャルアシスタントで答え合わせが出来て、アリメンターリとしての商品品揃えに自信が持てて販売できました。また、昨年イタリア、エミリアロマーニャ州で体感したパルマの工場見学、モデナ、ポローニャ、チェゼーナ、フェラーラで見聞、食べた、飲んだ感動や見識をこのプロモーションを通じてお客様に伝えることができ、喜んでもらえたのが嬉しかったし誇らしかったです。

 PARMIGIANO REGGIANO Best5 Promoters 
笹島 ゆりさん

主宰料理サロン nomade plat et vin(サロンプロモーション) 

 <実施内容や感想>
ワインと料理を楽しむサロン、nomade plat et vinを主宰しています。プロモーションでは和の素材、和食と合わせパルミジャーノのさらなる活躍の場をご提案しました。
最初にパルミジャーノ・レッジャーノとグラナ・パダーノとの違いをお話しました。サロンではパルミジャーノ・レッジャーノを日常的に使っていますが、そうだったのか、とあらためて認識される方もいらっしゃいましたので時々お話することも良いのかなと感じました。お料理を仕立てる前にまず、同郷の10年もののバルサミコと合わせ素材の素晴らしさシャリシャリとした食感と旨味を体感して頂きました。
一品目、ビーツのマリネではマリネ液にパルミジャーノを使いコクと生ハムとの旨味のバランスをお楽しみ頂きました。
二品目、サツマイモのフリッタータでは、たっぷりパルミジャーノを下ろし入れ旨味を引き上げる使い方とその風味をご紹介しました。
三品目、パルミジャーノも八丁味噌のガルガネッリ。和の調味料である味噌とパルミジャーノ、海老の殻からとった出汁との旨味のハーモニーを手打ちのガルガネッリ(ペンネのような形状)に合わせました。皆さまから味噌とこんなに合うなんて、和の調味料とのあわせで活躍の場が広がったと驚きのお声を頂きました。
四品目、パルミジャーノのピッカータ
イタリアのフィレンツェの郷土料理で日本でもおなじみのピッカータ(ピカタ)。オリジナルの粉をつけてソテーするレシピに加えて片面にふんだんにパルミジャーノ・レッジャーノをおろしかけ、カリッと焼き上げ、香ばしさ、カリッとした食感をご紹介。同郷のバルサミコでソースを作り、仕上げに和の食材レンコン、春菊と更にパルミジャーノ・レッジャーノをおろしかけて仕上げました。パルミジャーノ・レッジャーノの2つの食感と味わいを重ねた贅沢な一皿にこちらも驚きの声を多数頂きました。
〆(日本の〆の文化が好きで時折ご紹介しています)にはパルミジャーノ・レッジャーノごはんです。温かいご飯におろしたパルミジャーノ・レッジャーノと生卵を混ぜケッパーやシラスをトッピングしました。パルミジャーノ・レッジャーノとケッパーの酸味のハーモニーをお楽しみ頂きました。

 今ではスーパーでも塊のパルミジャー・ノレッジャーノが手軽に手に入ります。今回の料理に仕立てる、特に和の調味料、食材との組み合わせで新たな楽しみ方に気づいて下さった方が多いと感じました。また、ごはんとの組み合わせなど、和食にパルミジャーノ・レッジャーノを使うことができると認識してくださった事で、パルミジャーノ・レッジャーノの活躍の幅を広げられたように感じました。

 PARMIGIANO REGGIANO Best5 Promoters 
福田 みわさん

①ギャラリーTen→Sen(サロンプロモーション)
②トマト姫のボナヴィータお料理教室(サロンプロモーション)
③スリーピース サロン(サロンプロモーション)

 <実施内容や感想>
①「イタリアチーズの王様・パルミジャーノ・レッジャーノの魅力にせまる」というタイトルにてワークショップを実施。
②パルミジャーノ・レッジャーノの講習とワークショップ&トマト料理研究家・トマト姫とコラボしてパルミジャーノ・レッジャーノを使ったお料理を提供。そしてカットチーズの販売。
③パルミジャーノ・レッジャーノのワークショップとお料理教室(デモと実食)、パルミジャーノ・レッジャーノの販売。 

 チーズの需要を増やすには、そのままおつまみで食べるだけでなく、家庭料理にどう落とし込むかが、テーマであると信じて活動しています。名前は知っていても購入した経験のない、少ない主婦層を対象に実施しました。奥深い歴史や地理的環境などの背景、伝統として守られてきた製法を解説しながら、熟成による味わいの違い、アーモンドナイフやグレーター、スライサーなど、カットの違いによる味わいの差を堪能してもらいました。また、ブロックで購入し最後までおいしく食べきる・使い切る方法や日常のテーブルに取り入れるコツやメニューをお伝えしました。参加者からは「こんなにこだわって作られ、大事に出荷されている様子を知ったら、大切に最後の皮まで食べきりたいと思いました」や「切り方、削る道具でこんなにも味わいが違うのかと、次に料理するのが楽しくなりました」などのお声をいただきました。


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 PARMIGIANO REGGIANO ベスト プロモーター に選出された5名の方には、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会から
豪華なプレゼントが贈られます。


5名のベストプロモーターのほかに今回もたくさんの会員の人たちが
パルミジャーノ・レッジャーノのプロモーションを実施してくださいました。
イタリアが誇る銘チーズ『パルミジャーノ・レッジャーノ』の魅力をもっと多くの人に知っていただくためにいろいろな食べ方使い方を広めていきたいです。
パルミジャーノ・レッジャーノのある豊かで幸せな食卓を一緒に楽しみましょう!

■協力:パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会
https://www.parmigianoreggiano.com/