チーズは数千年の昔から食べられてきた、人類の最も古い食品の一つです。何故、こんなにも長く食べ続けられてきたのか? それはチーズが栄養的に優れ、そしてなんといってもおいしかったからだと思います。つまり、食品科学的視点からいえば、チーズは食品の一次機能(栄養)と食品の二次機能(美味しさ)を兼ね備えたとても優れた食品であったため、こんなにも長いこと食べ続けられてきたといえます。また最近の科学では、食品の三次機能(生体調節機能)、つまりヒト健康維持増進においてもチーズは優れた食品であることが示されつつあります。
本セミナーでは、チーズの栄養と最近注目されている食品の三次機能の視点からチーズを眺めてみたいと思います。
講師:井越 敬司 氏
東海大学農学部においてチーズの熟成機構の解明や熟成に関わる微生物の研究、並びにチーズの機能性研究に携わる。
現在は食品用乳酸菌の販売事業、チーズや発酵乳を含む発酵食品からの乳酸菌探索分離事業ならびに発酵食品の成分分析事業行う東海大学発ベンチャー企業「㈱プロバイオ」の創設に参加し、チーズ製造の科学的解明に関する研究続けている。
|日 時
11月26日(日)11:00 ~ 12:30
|配 信
オンライン配信
※申込者には、3日前までに参加URLをお知らせいたします。
※見逃し配信(1週間)がついています。
|参加費(税込)
C.P.A.会員 2,200円
非会員 3,300円
|定 員(先着順)
100名
|申込〆切
11月19日(日)(定員になり次第〆切)